あやしいかげ

藁の楯のあやしいかげのレビュー・感想・評価

藁の楯(2013年製作の映画)
2.4
「実は邦画ってレベル高いんじゃない?」
という錯覚を起こしそうになった時に服用すべきオクスリ。
さも社会派みたいな装いだが、フタを開ければハンガーゲームやバトルロワイアルよりもリアリティが無い「THE ダメな邦画」
誰がヒットマンか分からない中、凶悪犯をガードしなきゃいけないというシチュエーションが眼目なのだが、
「カネのため・復讐のためなら、誰かを傷つけたり、自分が痛い目にあっても平気さ」というマインドの日本人が、身の回りにどれだけいるだろう。
登場人物もことごとく薄っぺらで、大げさな演技。
含蓄のありそうな雰囲気をまとっているものの、何かを考えさせられるような卓見は一切ない。
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