Cezan

スクリーンで観る高座・シネマ落語&ドキュメンタリー「映画 立川談志」のCezanのレビュー・感想・評価

3.9
人と同じことはしたくない。感動する落語なんて陰気くさくて嫌いだよ、と言っていた談志の代表作がもっともスタンダードな「芝浜」になってしまった皮肉。
世間の評価と自身の哲学の中で葛藤する映画。
予定調和を避けつつ人間の業を描く。
「イリュージョン」という言葉を沢山使っていたね。落語もなんでも、イリュージョンがなければ作る意味がないって。
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