昔、ツイ・ハークが監督した「ドラゴン・イン」の3年後の話らしいのですが、キャストが全部違うので、まったく思い出せず。
レオン・ライとジェット・リーでは全く違う!
当然、ジェットの方がアクションが素晴らしいのですが、ワイヤーとCGを使いまくってるアクションなので、リアルさは全くないです。
今回もまた龍門に集まってきたいろんな目的の登場人物たちが、砂漠の嵐の中で戦う。
キャラが全員濃くて、誰ひとり見間違えようがないくらいなんで、漫画のキャラとかにいそうな人たちばっかり(笑)。
ほとんどのキャラは、得意技持ってて、武器も独特。
こんなアクション良く考えるなあと感心しながら観ました。
ストーリーはあるようでないというか、もうどうでもいいです(笑)
真剣に考えたらツッコミどころだらけなので!
面白かったのは、男装の元女主人(ジョウ・シュン)とか、砂漠の民の女リーダーとか、とにかく女たちが強くてたくましいところ。
しかもキャラ立ちすぎなんで、男たちに負けない存在感と強さ。
イケメンのチェン・クンの一人二役の演じ分けが、うまくて良かった。
宮廷の役人の時の艶っぽい動きと目線に対して、情報屋のとぼけた感じ、両方かわいかった。
当時34くらいだったはずですが、20代に見えます。
続編という立ち位置の作品で、人間関係を説明なしで物語が進むので、ついていけない人も多いと思いますが、前作観てた私でさえ、設定覚えてないので、たぶん、どうでもいいです(笑)
キャストが違いすぎて、前作と合わせるのは到底無理です。
これはゲームみたいに、想像を超えるバトルシーンをツッコミ入れながら楽しむ作品。
誰が竜巻の中で戦うねん!と笑ってしまった。
剣を折って手裏剣のように敵に投げるのも、すごかった。
手品のような技の連発に、ツイ・ハークの独創的な発想を久しぶりに堪能した気がします。