あやな

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのあやなのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ライトなファンだからキューブリック好きって言うの憚れるけど、キューブリックの作品ほんと全部面白くて大好き、、
1963年の映画だけど、おそらくいつの時代でも永遠に面白い映画だとおもう。いま観ても新鮮に楽しめて、サイコーに面白かった!
「映画はフィクションであり、現実には起こりえない」から始まるけど、キューブリックの作品は冒頭がいつもサイコー、今回もワクワクする。
陰謀論を信じたfunnyなリッパー准将が引き起こす事件だけど、いまの世界でも起こりうる(なんなら起こってるかも)で、まったく笑えないブラックユーモア。国の偉いひとみーんな俗物的だったりクレイジーだったり。憎々しくもチャーミングなキャラクターたちと、キャッチーなフレーズがたっぷり。「Peace On E arth」「Purity Of Essence」が好きすぎてマジで無理だった。ほんとに暗号なのキュートすぎるよ、、名前を英語に直訳したストレンジラブも可愛い。
フルメタルジャケットもそうだけど、ブラックユーモアで面白くみせるけど、逆説的にみえる正常さみたいなのに気づいてハッとさせられるよね〜。すきです!

目黒シネマでみたよ