タチの悪いジョークばかりでびっくりした。そして最後の爆弾が落とされる描写。大笑いしたわ。
肝心の内容に関しては、鑑賞後ネットで解説を見てからこういうことだったのかと納得するほどよく分かっていなかったのだが、ブラックユーモア溢れるキューブリックの作品を見れただけでもよかったと思うことにしよう。
ナチ派のイカれた博士が選ばれた人達だけで地下で生活をしようと提案してきたときは、こんな時ですら命の天秤にかけるようなことをするのだと思うと腹立たしかった。しかし実際に窮地に立たされるとこんな思考になるのだろうと思うと、人間の愚かさを嘆くほかない。
ラストの、また会いましょうという曲の選曲にも笑わせてもらった。思っていたよりは見やすかったかな。
