ゴン吉

ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシーのゴン吉のレビュー・感想・評価

3.9
元CIAの殺人者と娘の逃亡劇を描いたアクションクライシス作品。
アーロン・エッカート主演、オルガ・キュリレンコとリアナ・リベラトらが共演。

元CIAの暗殺者ベン・ローガン(アーロン・エッカート)は、一人娘(リアナ・リベラト)をアメリカからベルギーのアントワープに呼びよせて2人で暮らしていた。
ある日、ローガンが会社に出勤するとオフィスはもぬけの殻で、自分の存在を証明するものや銀行口座の記録も消されていた。
さらに二人はローガンの仕事の同僚に襲われる。
果たして父娘は何故命を狙われたのか? 

ローガンは、娘の目の前であろうと構わず次々と人を殺していく一方で、自分たちを匿ってくれた娘のボーイフレンドの兄が殺されても他人事。
娘をベルギーに呼び寄せたのも、自分がアメリカから国外追放になって寂しかったことが理由。
約束していた娘の授賞式はすっぽかすし、さらにはピーナツアレルギーの娘にピーナツを食べさせて娘が死にかけても悪びれる様子もない。
全く無責任なひどい父親で、そりゃ娘さんも不信感を抱くよね。
一方、娘さんが素直でいい子。
身勝手な主人公には最後まで応援する気になれずに残念。

2022.7 地上波・テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:古賀香菜子 訳)
2020.7 地上波・テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替)
ゴン吉

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