青二歳

東ベルリンから来た女の青二歳のレビュー・感想・評価

東ベルリンから来た女(2012年製作の映画)
3.6
ドイツ製作の亡命話。アメリカが東西の亡命を描くと西側への亡命は自由を得る唯一の手段で、東側に残ることは絶望でしかない。東側に生きる人にだってそれぞれの人生がありドラマがあるのに。その点国土に東西各々の歴史と傷跡を抱えるドイツは丁寧に葛藤を描く。

タバコを吸う彼女の気だるさはどこか苛立っていてその横顔が魅力的。あと彼女の靴を脱ぐシーンが妙に色っぽい。
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