かなり面白い映画。
同じ年に作られたネイビーシールズ:チーム6と同じ、オサマ ビン ラディンを探し出し、殺害するまでのドラマ。
あっちもなかなか面白い映画だったけど、こっちもかなり面白かったな。
同じ話なんだけど、描き方も、細部も、随分違ってて凄く興味深ったですわ。
CIAの女性局員が、オサマ ビン ラディン殺害に執念を燃やす話なんだけど、途中同僚の死もあるものの、何故そこまで？と思う執念深さ。
私は巨大な組織である国家機関(CIA)の中で、自分の思いでここまで行動できると言う事に、日本ではあり得ないようなあちらの組織の在り方に、妙に羨ましさを感じてしまいした。
日本では、あんな振る舞いは、小さな会社の中でもなかなかできないと思います。身柄の確保ではなく殺害を目的にしている事には疑問を禁じ得ないのですが、そんな個人の思いを貫く事の出来るところに、民主主義の先輩であるアメリカには、まだまだ学ぶべきところが沢山ありそうだなと改めて感じてしまいました。あららっ、映画の、内容と関係なくなっちゃいましたが、映画もかなり面白かったですよ〜！
最後のリアルな作戦行動が暗視カメラの主観映像でスリリングに描かれますが、私にはここからは蛇足かな。
あの時、オバマ大統領がホワイトハウスでこの場面をライブで見ていたんですよね。ハリソンフォードのライアンシリーズにも衛生中継で作戦行動を見てた場面ありましたね。自分の下した命令の結果を見届けると言うのは、責任者の姿勢としてあるべき姿勢と思います。何が有っても責任者が責任を問われないどっかの国と大違い。アメリカは嫌いだけど、あの国のこういう所は素直に感心してしまいます。
