菩薩

チチを撮りにの菩薩のレビュー・感想・評価

チチを撮りに(2012年製作の映画)
3.3
なんか知らんが『湯を〜』をボロクソ言ったきりTwitterをブロックし続けていた中野量太氏がブロックを解除してくれたのでサンキュー!と思いとりあえず未見であったこれを…ってなんで俺はこの人全部観てんだろ、怖っ。結果として『湯を〜』のプロトタイプでしかないし、ブラジャーやおかあちゃん、ロクでもない父親像は全部こっから持って来てんだなと勝手に納得するに至ったが、あっちよりよっぽど普通の家族ドラマとして「なんとなく」だが成立している作品だったし、この人の隠しきれない変態性が妹のどう考えても年齢に似つかわないロリっ子衣装と柳英里紗の大胆過ぎる太腿&二の腕に現れていた。チチを乳と掛けてくるしょーもない感じ、正直言って俺は嫌いじゃない、だって俺はおっぱいを全肯定しているからね、まぁポロリは無いのだが。この人はどうしてもちと歪んだ家族を描きたいのだろうし、どうしてもマザコンなんだろうし、どうしてもロリコンなんだろうし、その辺りはまぁ個人の趣味ですからどうこう言うつもりも無いのだが、ただどうしてもポッと思いついちゃったであろうラストシーンのアイデアに映画自体をハメていこうとしている様にしか思えないし、だから最後の最後で「…はっ!?」となって最悪の気分で終わる。ただこう言う「家族の在り方」とか「血の繋がり」みたいなもんが文科省とか自民党のお偉いさん達にはめちゃくちゃウケがいんだろうなとも思う。と言う訳でこれからも応援はしませんが頑張って下さい、ちなみに『浅田家!』は観に行きません。いつか変態方面に全振りした映画を撮って下さい、たとえ世間が見放しても、その時こそ俺は愛せそうな気がする…。
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