ちょうど良い塩梅というかバランスが良い74分。
お寿司と最後の河原の場面のお母さんが好き。
父親の最期にちゃんと顔出してあげるなんて偉い姉妹だなぁと思った。
私は許せる許せないとか許したくないとか…
SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ(埼玉県川口市)が推進する若手映像クリエイター育成のための上映支援事業SKIPシティDシネマプロジェクトの第3弾。
『ロケットパンチを君に!』(06)で、ひろし…
このレビューはネタバレを含みます
人の死を扱う邦画は相当数あるが、これをエンタメに昇華させて魅せたのは伊丹十三の「お葬式」と、この作品ぐらい。
始めこそ姉妹の演技が稚拙なため、感情も動かず観ていたが、親子の会話(質問に答えるでもない…
良くも悪くも普通のキャストがリアリティを与える映画。
あんまり記憶のないお父さんってのが自分にはピンと来なかったけど、なんかリアル。
最後のマグロはよくわからなかったけど、とにかくお母さん、滝藤賢…
中野監督のデビュー作品らしいが、粗削りさよりも脚本のセンスや間も含め、巧さを存分に感じた。しっかりとした推進力のある筋と、気の効いた台詞。登場人物達の感情を積み上げながら、意外な形で発露させる。後の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます