このレビューはネタバレを含みます
まさかで猫だった!!!
この手の少女漫画系はまず観ないんだけど、ファンタジーとかパラレルワールドの分野に入っていたので試しに観ようかと。
子猫の時に拾ってくれた少年 浩介(松本潤)に会うために人間になった真緒(上野樹里)。
浩介と真緒のファンタジー映画。
中学時代に同級生で仲良かったんだけど、浩介が転校してしまい離ればなれになります。
で、25歳になって仕事先でようやく出会えました。
この中学生の浩介役が北村匠海でやっぱりイケメンでした。
「キミスイ」の時も良かった。
真緒ちゃん役の葵わかなちゃんも可愛かったです。
2人は結婚してラブラブな毎日を過ごします。
新居で金魚を飼ったり、隣の子供がベランダから落ちて、それを真緒がジャンプして助けたり。
「A cat has nine lives. (猫は九生を持つ=猫は9回も生まれ変われる)」ということわざを使ってみたり。
伏線は沢山あったのに、まさかで気が付かなかったです。
猫で12歳はお婆ちゃん。
もう真緒に残された時間はありません。
真緒の体調もどんどん悪くなっていきます。
やがて真緒はこの世から居なくなり、真緒の周りの人も忘れてしまいます。
そして浩介も…。
でも何故か、ザ・ビーチボーイズの『素敵じゃないか』の曲を聞くと自然と涙がこぼれてしまいます。
それは真緒との思い出の曲でした。
で、ラストーーー。
これは、うーーーん。
顔は出さない方が良かったかな?
ってか、真緒は完全に人間になれたのかな?
いや、あと7回は生まれ変われる?
たまにはファンタジー映画もいいですね。
心が癒されます。
実は私事なんですが、事情があってどうしても飼えない猫が2匹いて、猫カフェで引き取って貰ったんだけど1匹が先月に亡くなってて。
真緒のように人間になって会いに来てくれないかな?