いわやん

エンド・オブ・ザ・ワールドのいわやんのレビュー・感想・評価

3.4
エンドオブザワールド。このタイトルから「この世の果て」ってドラマを思い出しました。三上博史と鈴木保奈美の救いようの無いドラマで。
それに、スキータディヴィスの「エンドオブザワールド」の唄も好きで。

でも、この作品は私の想いをハンマーで打ち壊す位に裏切られました。

あと数十日で確実に小惑星と地球が衝突する時に、主人公は嫁に逃げられる。
ある時、隣人の女が逃げそびれて泣いているのを介抱し、暴動を期に一緒に逃避行を。二人は各自の想いを遂げる旅に・・。

題材がSFなんですが、ハートフルなコメディで、この世の終わりを告げられた人類の狼狽振りを面白可笑しく見せて、その中で男女の本質というか、繋がりを訴えてます。

まるで「暗さ」の無い、妙に明るい世紀末の作品です。

なんか、違う・・(笑)
いわやん

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