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世界にひとつのプレイブックのyoshipyのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ブラッドリー・クーパーが真夜中にヘミングウェイにブチ切れだした辺りでストレス指数が上昇。
結婚式のビデオ探索のあたりで一時停止。
心の病にかかってしまった人間と同居をするということの苦悩を感じられた瞬間。

そして登場するメンヘラ過ぎるジェニファー・ローレンス。
メイク、ファッション含めて、そういった女性をとてもリアルに表現していた。

2人の共通点は最愛の人をなくしてしまって心に深いキズをおってしまったこと。
その2人が、お互いのキズを、不器用に不器用に修復していくプロセスは心にしみた。
レーズンシリアルと紅茶のシーン、深い!

ただ、なぜ自宅で嫁に浮気をされたブラッドリーが職を失ったり接近禁止令なんて出されなきゃならないのかが釈然としなさ過ぎて辛い。
そりゃ自分ちで同僚と嫁が目の前で不貞働いてたらブチ切れフルボッコ当たり前でしょう‼︎
ダンス終わり再会シーンの元嫁の何事もなかった流れも違和感があり過ぎる。

この映画においての何か大きな部分を私は見落としてるか理解できていないのかもしれないという残念感。

あまりにも不可抗力からしてしまったパットの行動に対して、受けている社会的制裁が理解できなさ過ぎて入り込めず。

ただただ主演2人の好演が素敵だった。
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