silonica

世界にひとつのプレイブックのsilonicaのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

永い言い訳や勝手にふるえてろに感じたストレスと全く同種のやつなんですが、映画を見ていると、その人とは関係を築かないほうが賢明でしょ、怒るんじゃなくて幻滅していいでしょ、それを見限れないようならあなたは人を見る目を養うべきでしょ…と思わせる登場人物(この映画の場合、主人公のことですが)と周囲の人が最終的に付き合ったりするからびっくりする まあやばいひとが出てきて距離を置くだけじゃ映画にならないんですけど 巷で行われている愛のことが全然わからなくてたまに落ち込む この系統のもの大体ちょっとキレてしまうことを確信しました 脚本しか見えなくなる 映画がどっかいく

恋は総じてしかたのないもので、だからこそロマンチックなものもあるけど、これは胸くそのわるいほう。ぽっと出の異性に恋文運ばせたりするあたりが奇しくも前日に映画館で見た『白夜』と同じだったけど、あ〜大好きだったけどぜんぜん手応えないしこの新しい人がわたしを愛してるのもどうやら本当だしこっちにしちゃおうかな!?となったくせに本命の顔を見たら「いやいや私が好きなのはこの人だったわ」と思い直す白夜の女の子の一見優柔不断な薄情さの方がよっぽど理にかなっているように感じちゃうんですよね
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