このレビューはネタバレを含みます
今の時代、自分や家族が冤罪の被害者になる可能性はじゅうぶんある得る。でも、あの町の住人のひとりになる可能性はもっと高いんじゃないかな?
すでに似たような事をしていないか?って、自分自身に問いたくなる。イヤ〜な感じの作品。
やっていない事を証明するのって難しいんだよね。
「どうか、ラストシーンまでにルーカスの無実が証明されますように。」と願いながら観ました。
だって、このままじゃルーカスだけじゃなくて、クララだって特別な目で見られて、将来お嫁に行けなくなるよ。
息子マルクスの猟銃免許のお祝いシーンでは、どうやらみんなに理解してもらえたんだなって安心したのに、あんなラストシーン。
1度起こった疑惑は完全に消えることはないんだな。
そして、子どもにわいせつなものを見せた時に、こんな冤罪を生み出してしまうんだって事も考えさせられた。
怖い怖い映画でした。