マッツ・ミケルセン主演の冤罪に巻き込まれた先生の話。
園児のクララがイタズラでついた嘘が、主人公を小児性愛者に仕立てあげ追い詰めていく。
主人公の無実を信じる少数の人達と何とか冤罪を晴らそうとするが、デンマークの小さな田舎町が舞台なだけに、噂はすぐに広まり、仕事は奪われるわ、買い物しようにも店から暴力で追い出されるわで本当に胸が痛くなる。
邦画に痴漢冤罪映画「それでも僕はやってない」があるけど、小さな子供がついた嘘で人生すら壊されかねない集団心理の怖さが充分に味わえる映画。
とにかく園長が腹立つし、後味の悪さもなかなかだった。