なすび

偽りなき者のなすびのレビュー・感想・評価

偽りなき者(2012年製作の映画)
5.0
ついに、観てしまったという感じ………正直かなりつらかった、冤罪ものはやっぱりいややなー、、でも実際にいつ自分の身に起こってもおかしくないから怖い…
子どもの嘘による性犯罪冤罪といえば村上春樹の「ノルウェイの森」を思い出す、相手が子どもとか女性とか立場が弱い者だと余計厄介だよなぁ…弱い者に情が入りがち、今回は特に園長先生の感情だけで動いたのが引き金になってしまった。まあでもとはいえ最近のいじめ問題とかもそうだけど迅速に動くことが求められるしナイーブ子ども相手だと難しいのかな…とにかくつらくてつらくて……ハラハラして最初の方マッツさんのカッコいいシーンを楽しむ余裕もなかった…

でも最後は少し救われるからまだ良かったな、息子や息子の名付け親、親しい人が少人数でも味方になってくれたのが助かった。もし自分が同じ状況になった時果たしてこんな風に助けてくれる友人はいるのだろうか、そして自分も友人がそうなった時に味方でいられるか…けっこう考え込んでしまう。。。

一個だけ面白かったシーン、マッツさんが肉屋に頭突きするシーン。なかなかの迫力アクションでしたな笑 マッツさん頭固そうやな!

初マッツミケルセン映画!なんかロシア語喋ってそうなのに北欧語だったから最初拍子抜けした、あと飲み会楽しそうやったな!
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