キングボブ

偽りなき者のキングボブのレビュー・感想・評価

偽りなき者(2012年製作の映画)
4.3
確かに観ていて辛い…こんなに辛くなる映画も珍しい。
しかし非常に引き込まれ、あっという間の2時間であった。
デンマークの至宝、マッツ・ミケルセンの演技のなせる技であろう。

何が辛いのか…
やっぱり嘘をついたのが子供であること。怒りのやり場がないことだろう。
まあ1番悪いのは園長とクララを尋問したカウンセラー(?)だろう。こいつらのせいでかわいそうな犬が死に、子供には一生トラウマが残る。「私は子どもを信じます」なんて奴に教育者は向かないということを改めて教えてくれた。

お勧めできる作品とは思わないが、脚本やキャストが素晴らしい秀作であることは間違いない。
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