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恋する輪廻 オーム・シャンティ・オームのizuのレビュー・感想・評価

4.3
’’映画はハッピーエンドで終わる。この映画はまだ終わっていない’’

脇役俳優のオーム・プラケーシュは若き人気女優のシャンティに恋をしている。街にあるシャンティの看板に話かけ、いつか会う事ができたら...と夢見る日々。そしてある時、なんとそのシャンティと撮影現場が一緒になる。彼はセリフが一言しかないような脇役だったが、映画のシーンにてシャンティが炎に囲まれるシーンがあった。助け出すはずの主演が火にビビり、誰もが怖気ずく中オームだけが火を恐れず彼女を助け出す。これがきっかけとなりオームとシャンティは友達のような関係になるのだが、彼女にはある秘密があった...

アクションではない方のインド映画。日本でも海外でもとても高い評価を受けている。
ラブストーリー、輪廻転生、その他諸々...(ネタバレになるので)
3時間近くありながら退屈する事は一切なかった。エンターテインメントとして完璧すぎる。

Blurayには曲だけをまとめたミュージックチャプター?みたいなのがあるらしいんだけど合計46分と、それだけの量のミュージカル。当たり前だけどストーリーに因んだ内容のダンスでもあるため終盤のミュージカルはやばいくらい盛り上がる。超カッコイイ。

そもそものストーリーが面白くて観てて飽きないしオームはめちゃくちゃカッコイイしシャンティはビックリするくらい可愛い。
転生後の2人の演技も凄い。顔は同じなのにまるで別人。
個人的に好きなシーンはオームの体含めありえないくらいカッコよくて吐血する「Dard E Disco」

ストーリーはまぁ予想できなくはないものなんだけど、終わり方が美しすぎてたまらなかった。
評価超高いし私が尊敬するインド映画好きの方が「原点にして頂点」と言ってる映画なだけあって私も見事に引き込まれました。

視聴 2023年10月26日
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