悠

図書館戦争の悠のレビュー・感想・評価

図書館戦争(2013年製作の映画)
4.5
原作の様々なエピソードを上手く混ぜて一つの話にしている。

原作の良いところ・消して欲しくないところがちゃんとあるから、原作ファンとしては、嬉しい限り。

キャストもハズレなしなので、原作のイメージが崩れることもなかった。

最初の図書隊が出来るまでの説明を、ニュース形式にしたのは、上手い表現だと思うし、新入隊員の座学でそれを掘り下げるっていうのも分かりやすくて上手い。

アクションシーンも迫力あるし、テンポも悪くない。

最後の笠原もいい。可愛い。
手塚と柴崎の関係性もいい見せ方だったな。堂上教官もかっこいいなぁ。

それに稲嶺司令を児玉清さんにさせるところは、ニクいよね。
生前、原作者との対談で出演したいって、話されていたはず。
だから、それを知ってる身からすると、別の意味でうるっとしちゃうよ。

本当に納得のいく実写化だよ。
悠