私の大好物の「モンスター・ハンター」ものであるが、何か物語が浅く、観ていて感動するまでにはいかなかった。やはり演出力の無さかも知れない。
確かに15Rで、激しいヴァイオレンスてんこ盛りだけど、私にとってはそれほどでも無く、むしろoverkill過ぎる所があまりにもしつこ過ぎるので、観ていて冷めてしまったのかもしれない。
(北欧ミステリーあたりの痛いシーンの方が、よほど不快である。)
誰でも知ってる「ヘンゼルとグレーテル」がその後「魔女ハンター」になるってのが、とてもセンス良いし、
主役の2人も魅力的で良かったし、
適役のファムケ・ヤンセンも嫌らしくて良かったのに‥
ラストシーンの4人の足取りを観ていると、もっと暴力シーンを抑えて纏めたら、シリーズ化したかもしれないだけに、残念である。
同じ題材でデビット・リーチあたりが演出したら、ヒットシリーズになるかもしれない。