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ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮のlemmonのレビュー・感想・評価

2.7
「THE TUDORS〜背徳の王冠〜」「ROME」にハマった人間なので、本作も好きかも?と手に取る。

上二作品のドロドロを超えるドロドロ🤮を観てしまっていたからか、少々物足りず😅。
自分のせい😂。


デンマーク国王夫妻が、ひとりの侍医を間に、互いに牽制しながらも、結果高めあうことになる様が物語としてはみたことがなく、そこは興味深かった。ある種うまくいっていた関係性。が、権力のあるところに嫉妬あり。崩壊していく。
あ〜最後のババアの勝ちほこり、歴史ドラマだ。


ヴィキャンデルは先日観た「チューリップフィーバー」に続き、この時代のコスチュームが似合っていると思えなかった。
ここでも色気を感じれず、エロさも重要な本作だが、彼女、童顔過ぎるのかもなあ🤔。
マッツミケルセンは蝋人形のように表情が変わらない。「カジノロワイヤル」とかはハマるけど、本作のような作品ではミスマッチに思えた。

う〜ん、テレビドラマ向きかも。
長く感じた。


本作、クリスチャン7世を演じたミネルに目がいった。「アマデウス」のモーツァルトを想い出す。見た目はバカ殿のような雰囲気なのだが🤣、人間の弱さ、周りにたくさん人がいようが孤独であること、生きてきた環境により精神のバランスが他人よりおかしくなっている主君を体現。天晴れでした。
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