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私のオオカミ少年のよのネタバレレビュー・内容・結末

私のオオカミ少年(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

前半はしつけパートで、笑えるし可愛いところがたくさんあって愛着が湧くし、チョルスが周囲と馴染んでいく様子が微笑ましいのに、中盤からチョルスの人とはかけ離れている面が顕著になってきてすごく苦しかった。スニを思って守ろうとするのに、裏目に出てしまうチョルスに切なくなった。
ずっとスニの言うことを守るチョルスだけど、初めて話した言葉がまた切なくて、二人ともに感情移入してしまって鬼のように泣いた。
ラストでチョルスが当時の姿のまま中身だけ成長しているところも、やっぱり人ではないんだなと思えて良かった。
46年間待ち続けたおじいちゃんチョルスが出てきたら、スニのことぶっ飛ばしたくなりそうだもんね。別にスニが悪いとは思ってないんだけども。
家族だし、友達だし、もはやそれ以上なくらいお互いがお互いを思い合った素敵な映画だった。
よ