27本
最初、主人公か誰かわからずだったけども、福山かな、やっぱり。
たった一つの間違いでこんなに変わってしまうものかと。
これ程までに淡々と描かれているのにそれぞれの感情の動きを読み解くのに忙しい映画って自分は見た事がない気がする。
是枝作品、意図せず意外と結構見てる。
雑に言えばずっと家族を描いてるんだけども、改めて家族の形って無限なんだなと思った。
そのなかでも、この作品は全てのキャスティングが完璧だと思った。
あー、いやでも、子供の演技は、、りゅうせいもっと頑張って欲しかったけど、演技指導とか難しいんやろうな。
良い悪い抜きにして、福山とかキムタクとかってイケメンの演技だよな。
リリーフランキーもいつもリリーフランキーなんだけどなんか個人的に
演技の濃度というか、今回はこんな役か、みたいなのをわかりやすく示してくれてる演技で、掴みかかるシーンの力加減がとても印象的だった。
独特の間が本当に魅力的だし、エモーショナルさを映すの得意だったよなと思う。
福山の後半クライマックスに近いシーンから万引き家族の安藤サクラに通じるものを感じた。
そもそも答えがないテーマだけに
展開や結末にも様々なパターンが想定できるけど中盤から後半にかけて、そんな見方って野暮なのかもしれないと思えた。
個人的には血よりも時間だと思っている。
それでもどちらも子供だよなぁ
ラストシーンの流れ
好きだ。