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マチェーテのtakaoriのレビュー・感想・評価

マチェーテ(2010年製作の映画)
3.8
2024年34本目

アンソロジー映画『グラインドハウス』の中で使われた「偽予告編」の映画を本当に撮ってしまったという変わり種の作品。どうでもいいが、グラインドハウスは『デス・プルーフ』の印象が強いので、てっきり『プラネット・テラー』もタランティーノ監督かと思い込んでいた(しかも出演もしているので尚更だ)が、実はこちらの監督はロバート・ロドリゲスだったということを初めて知った😅 そう言えば、偽予告編に登場する『サンクスギビング』(イーライ・ロス)も映画化されましたね。
映画自体はB級アクションの王道という感じで暇つぶしにピッタリの楽しい作品。世の中に「強面」と言われる男性は多いが、主演のダニー・トレホほど怖い顔の人は滅多にいないだろう。彼の存在感と、派手だが痛々しくはない爽快なスプラッター描写で退屈せずに見られる。ロバート・デニーロやスティーブン・セガールと言った豪華なキャストや、お色気担当のミシェル・ロドリゲス、リンジー・ローハンといったキャスティングもいい。
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