暴力と破滅の運び手

キラー・スナイパーの暴力と破滅の運び手のレビュー・感想・評価

キラー・スナイパー(2011年製作の映画)
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Wikiに南部ゴシックコメディと書いてあるのを見て「なるほど」と思った。
全体的にびんぼくさいんだけど、妙に清潔に整っているように見えて、そのなかでゆるやかな破滅がずっと続いていく感じ。
どうしても悪趣味の方が優っているように思えてしまう。フライドチキンとか。

マシュー・マ殺し屋ノヒーは情けない変態にしか見えなかったけど、最後の30分だけはちゃんと怖ノヒーだった。暴力の下に強いられる団欒フェチは一見の価値あり。