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ヘルレイザー3のrebのレビュー・感想・評価

ヘルレイザー3(1992年製作の映画)
3.1
新人テレビレポーターのジョイは、夜の救急病院で鎖に身体を引き裂かれる男性を目撃し、かつてのカースティ事件を知る。
一方NYのナイトクラブの女好きなオーナーは、とあるギャラリーで不気味なブロンズを手に入れる。
本作ではあのドロドロのマットレスはもう登場せず、セノバイトやパズルボックスがぎっしり埋め込まれたチョコバー風ブロンズになってアート作品みたくなっている。
そして前作でカースティによって、昔の自分をちょっくら思い出し、魂の解放を経験しちゃったピンヘッドが、自分自身の善と悪と戦うというお話。
怪物としてパワーアップしたピンヘッドVS善良だったエリオット・スペンサー大尉。
それを手助けするのは美人レポーターのジョイ。彼女はベトナム戦争で父親を亡くしており、戦争中の父親がいる場所に自分もいるという夢を毎晩見ていた。
そこに目をつけた亡霊スペンサー大尉は、戦争繋がりで、自分がいた第一次世界大戦に彼女を呼び込み、ピンヘッドを自分の夢の世界に連れ込む作戦を彼女に提案する。
そんなの荷が重すぎないか?
まぁ今回は、ナイトクラブで満員の客を皆殺しとか、街中爆破とかピンヘッドが大暴れしてくれたので、よしよしやればできるじゃんと安心。
教会でアタマのピンを引っこ抜くとにゅるっと脳みそが刺さって出てくる所はキモくて良かった。そしてそれを自らの手に刺し、十字架にかけられたキリストの真似っこするシーンは笑えました。
善と悪の対決シーンは、お得意の鎖も使わず、くっついて取り込まれるみたいな地味な戦いでした。
あぁなんか疲れました。
でもここまできたら4も行くしかないでしょうか‥。
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