このレビューはネタバレを含みます
とにかく完成度の高い映画だった....
リリーフランキーのキャラが良すぎる。本当に恐ろしいし、あんな役にピッタリとハマられたんじゃ怖くてもうテレビ直視できねぇよ。もはやピエール瀧もこの映画のために捕まったんじゃないかと思えてきたわ
ただサイコパスを描きたいだけでなくきちんと今の介護問題に対するメッセージを詰めているところがこの作品のまたいい所だった。
実際こういう問題はほとんどの家庭で起きているし、その問題提起をしてるようにも思える。
3つの事件の個々が非常に現実味を感じるからこそ、身近にグロテスクを感じて嗚咽を覚えた。
結局ラストの言葉が真理よな。
恐ろしく完成度の高い映画でした。