セガール幹事長代理

デッドガールのセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

デッドガール(2008年製作の映画)
3.5
モテない少年たちが廃墟で見つけたゾンビで性欲を発散する話。

顔も頭も悪い、かといって不良にもなれない、虚弱体質の癖に酒とタバコやるから体力もない。
さらには可愛い女の子に話しかけられても、歓喜と動揺から起因する気持ち悪い笑顔をふりまき、その子の彼氏(イケイケ)に勝手に嫉妬する。
そんなスクールカースト最底辺の主人公たちに親近感を覚えない筈がない。

中学の時通ってた塾の女の子に「いつもそのパーカー着てるよね」って言われて「そのスカートよく見るけど気に入ってるの?」って返したら「なにみてんのきも」って言われたの思い出して涙が頬を伝った。


ゾンビをレイプするっていう表現は悪趣味山の如しだが、秘密基地に宝物を隠すドキドキ感はよかった。
自分好みの女にしようと死体に下手くそな化粧するあたりなんか自己中心的な若さのピークでたまんなかった。

いい青春映画だと思う。


あとゾンビの口に男性の大事な部分を入れるシーンがあるんですが、過去観た映画史上最高の死亡フラグでした。
まあそうなるわな、って思いました。