「NO ONE LIVES/ノー・ワン・リヴス」
リア充やDQNが、なめてた相手にぶっ殺される映画は大好き。
でもそれと同じくらい、"ざまぁ"精神の強過ぎる人間も嫌い。
"丑嶋社長"のようなダークヒーローは好きだけど、某ノーランの関わってる某バットマンはウジウジしてて嫌。
要するに、自分の性格が酷く破綻してるのは分かってる。でも何故だろう?
人が死ぬ映画を見ると安心する。
人が血祭りにされる映画を見ると安心する。
人が無残に殺される映画を見ると安心する。
だからこそ、こんな奴・こんな振り切った奴が出てくる、この映画が大好きです。
分かりやすい悪より、意味のわからない悪の方がかっこいい。
悪者に成りすますヒーローより、ガチで悪いやつが、小悪党を捻りつぶす方がカッコいい。
殺した巨漢男の臓器を全てえぐり出し、死体の中に身を隠す。
な、なんてフレッシュ!
あの画が見れただけでいい。
まるで、胎動の中から生まれ出てきたかのように、液体の中からぬくっと美しい顔を出すルーク・エヴァンスに濡れました。
北村龍平でなくてもいいから、もっともっと続編を。
そして最後の決め台詞で、毎回イきたいです。