ポルりん

失楽園のポルりんのレビュー・感想・評価

失楽園(1997年製作の映画)
1.4
勘違いメンヘラ野郎どもが、不倫SEXのヤリ過ぎで脳がイカれ、挿入心中してしまうキチガイ映画。

あらすじ

久木は出版社に勤め、それまでの雑誌編集から閑職の資料整理室勤務となり悶々とした日々を送っていた。
市民講座で書道講師をしている女性と知り合い、互いに妻や夫のある身でありながら、ひかれあい逢瀬を重ねていく。
2人の関係は、やがて互いの家族の知るところとなり…。


小学生4年辺りに「フェア・ゲーム」で床オナを経験後、床オナにハマってしまい、色々なオカズを探していた際に出会ったのが、この「失楽園」である。

やる事をやり、冷静になって本作を真面目に鑑賞したが、その当時は「愛ってこんなにも美しく素晴らしいものなんだ・・・。こんな風に愛し合いながら死ぬことが出来たらいいなぁ~。」と思っていた。

そして30歳を過ぎ改めて本作を鑑賞したのだが、主役二人のあまりに身勝手な醜悪さに反吐が出た。


なんだよ、裸で抱き合いながら挿入状態で心中って (゚Д゚)ゴルァ!!

今まで散々周りに迷惑掛けといて最後の最後に最悪な形で大迷惑掛けんのかよ( ゚Д゚)ドルァ!!

心中した主役二人は大満足なんだろうけど、残された妻子はどうなんだよ(# ゚Д゚)カス!!

恥ずかしくて警察になんていけないだろうし、検視する人もこんな死骸を持って来られたら困惑だろう (#´Д`)

まさに、

検視官「ごめんなさい。 こういうときどんな顔すればいいかわからないの。」

って状態だわ!!

なんだ、笑えばいいのか、笑えば!!


とにかく終始主役二人の行動にはイライラするが、最大の要因として主役二人に全く共感が出来ないことが挙げられる。

個人的に不倫する人間自体、脳が腐り切った猿としか認識しておらず、到底共感など出来ないのだが、不倫をテーマにするのなら、何故主役二人が惹かれあっているのかを明確に描くべきじゃないのか!!

二人が付き合うまでの過程もないし、SEX以外の二人の描写が非常に浅い。

そのくせSEXの描写はかなり長く、とりあえず二人が会えばSEX、旅行でSEX、温泉でもSEX、いつでもどこでもSEX、死ぬ時までSEX、などと観ていて飽きるくらい濡れ場が多い。


てめぇら猿か!!


恐らく濡れ場を大量に入れて二人の愛を表現しているつもりなのだろうが、それ以外の描写が全然描いていない為、ただSEXしたいだけの猿にしか見えない。

もし、二人の愛を表現するのであれば、SEX以外の部分の方が寧ろ重要ではないだろうか・・・。


ついでにその濡れ場ですら二人の愛を上手く表現出来ていないように思える。

心中するほど愛し合っているはずなのに、精神的な繋がりを欲しているように見えないし、本能むき出しSEXをしているようにも見えない。

ただ性教育ビデオのように行儀よくSEXをしているだけである。

これでは二人が本当に心から愛し合っているとは到底思えない!!

もしSEXのみで二人の愛を表現するのであれば、肉欲だけではなく精神的な繋がり等を表現するべきである!!


また、最終的に二人が決断する挿入心中も理解する事は出来なかった(したくもないけど)。

主役二人がそれ以外の選択肢がないほど追い込まれていたようには全然見えないし、そもそも主役二人の苦悩や葛藤をそんなに描いていないので非常に分かりにくい。

単純に、「何か後ろ指指されるの嫌だし面倒くさいから自殺しよう。」としか思えないのだが・・・。


このゴミ猿共を最低に下劣なゴミ野郎共として演出するのならいいのだが、最悪な事に本作ではこのゴミ猿共を美しい純愛をしている可哀想な男女のように演出している。



おい!!

いい年したおじさんとおばさんが挿入心中するのが美学だと思ってんのか?

気持ち悪いだけだぞ!!!


_| ̄|○、;'.・ オェェェェ
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