のだめ

真夏の方程式ののだめのレビュー・感想・評価

真夏の方程式(2013年製作の映画)
4.0
この映画は映画館で観ました。
そのときと今の気持ちと同じかは分かりませんが、Netflixで放送されたので、視聴。
HSPを持ってる私は、なるみちゃんの感情に持っていかれました。


なるみちゃんが犯した罪を庇った本当の父親。
そして、実の娘同然に愛した今の父。
そして、娘を庇い、秘密にしようと交わした母親。

過去の事件を知って話を聞き出そうとした元刑事。そしてその刑事の死。

その死になんの罪もない
なるみちゃんの従弟が加担し、その真実に気付いている小さな男の子。

真夏に起きた事件。

子供嫌いな湯川先生が、男の子には蕁麻疹が出なかったことで、仲良くなり好奇心がなかった男の子に海が見たいという夢を叶えてあげた湯川先生の行動が、とても素敵だった。
あれはあの男の子にとってはとても素敵な夏休みの思い出になったと思うが、それと同時に怖い思いもしてる。

小さいが子供はよく大人を見ている。
大人の表情、行動を読み取ることができるのだろう。そして、自分がやったことにこの小さな男の子は気が付いている。
そこが可哀想だなぁって思いました。
この子はしっかりしているので、自分がやった行動について疑問も抱く。でも湯川先生からの言葉はとても温かい。
1人じゃないって言葉は、生きていく上で大事なことだ。

一人一人の描写があり、その一人一人の気持ちになる事ができるので、観ていて苦しくなりました。

子供は罪はないからね……

人間味がある映画だなぁって思いましたね。
湯川先生の笑顔も見れたし。

私はこの映画は好きです。
元々ガリレオが好きなので、全シリーズ見てますが、映画は映画でまた違った見方ができるので、ドラマとの違いの楽しさもあります。

東野圭吾さんらしい作品です。

まだ見てない方は是非。

もうすぐ夏ですので!


ってか全く関係ないけど、湯川先生は物理学者ってところで、前日にTRICK観てたから吹いてしまったw
あ、上田次郎も物理学者だったわとw


はい、以上です。
のだめ

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