なんだろうな、この残念なイケメンみたいな感覚。
ゴア・ヴァービンスキー、ブラッカイマー、ジョニー・デップときて湯水のごとくじゃぶじゃぶ使ったであろう予算。
これだけ揃っててこの残念さ。ラジー賞も納得。
前半のくだらないエピソードはもっと切り詰められたと思うし、観客もハナからアクションに振り切ったものを期待してたのにな。
散らかりすぎてるし、つなぎも良くないというか雑。
コメディとシリアスどちらも微妙な出来でどちらにも寄れない半端な印象でした。
この大作、尺で西部劇の格好良さがほぼ感じられなかったのも驚異的。
序盤の兄軍団が一番その良さを体現してたのにあっさり終了しちゃうし。
終盤ウィリアム・テル序曲からがやっと本番!という感じでさすがに見応えがありました。
が、すでに前半のぐだぐだで疲れて飽きてるので、せっかくのクライマックスに水を指してます。
「ハイヨーシルバー」を茶化してるのも若干イラッときた…。
馬がすんごく可愛かったのが一番良かったな。