カレキ

サイの季節のカレキのネタバレレビュー・内容・結末

サイの季節(2012年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

イスラム革命による悲劇。革命などが絡んだ愛憎劇。
多分ああいう事はどの時代どの国でも起こっていたはず。
ただ、だからといって起こっていい事ではない。
ミナ役のモニカ・ベルッチの美しさ。
その美しさの中にある哀愁感、諦めの眼差し。
会話が極端に少ない。だから、演出や役者の表情などに頼る部分が多々ある。
正直言って、分かり難い。それでもしっかりと伝わってくるものがある。
映画に限らず芸術は別に大衆的に総ての人に伝わらなくてもいいと思っているので。
あの演出によるシーンがしっかり自分に入ってくるように感受性を高めていかなければ。