カレキ

THE FIRST SLAM DUNKのカレキのネタバレレビュー・内容・結末

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

まず導入部分では「あ~そういう感じかー」と一歩引いた感じで見てたが、オープニングであの漫画の絵が動き出した瞬間に泣いてしまった。
自分はアニメもしっかり観てたけど、それ以上に漫画を何十回では収まらないくらい見てたから言葉がなかった。

テレビアニメの様なギャグや絵柄もアニメとして見やすかった感じとは全く違う『映画SLAM DUNK』だった。

細かい部分では海南の清田がオールコートプレスに対しての対策に関して語っていた会場隅の一角に逆転したタイミングだったかで海南メンツを小さいながら確認出来たし、ゴリが桜木に強タッチしたあとの桜木が痛がる描写もメインの後ろをディフェンスに戻るタイミングでちょろっと描いてたり、三井がラスト間際で4点プレイ決めたときの『グッ』も観客席から見てる感覚を味わえたし、三井のフォームが自分が理想としていたシュートフォームまんまで嬉しくなったし、ポールがユニ引っ張りに対しての2度目の反応もリアル感出てたし、三井が湘北に戻ってきた初日のシーンは震えるし、フリースローのときの(インテンションのときも)打つ人間以外の動きとか背後の細かい描写なんか他にもたくさん大小様々な喜びがあった。

「左手はそえるだけ…」自分たちは観客だから、聞こえないんだろうなぁ。

もちろん、魚住は…?とか「今度は嘘じゃないっす」とか選手生命という言葉を投げかけてしまった彩子さんの心情とか、河田弟とのシーンとかないのかぁとはなった。(これらについてはテンポが悪くなるからカット&今回のメインで焦点を当ててるのは誰なのかって部分からくるんだろうけど)

宮城メインの今回。
井上先生が連載終わった後も、このキャラはこうだったんじゃないか。背景はこういうことなんじゃないか。と流れていた用なことを言ってたので公式の宮城の背景だろうから内容に関しては言うことないです。
ただ一番気になったのは宮城の手。三井軍団との屋上で震える手をポケットに突っこむのと、ラスト全国終わって神奈川帰ってきて母親と会う所で震えてないけど手をポケットに突っこむシーン。クセでポケットに手を入れてるだけなのか、山王戦前夜に彩子さんが緊張しているようには見えないとも言ってたけど隠すのが上手くなってしまっているのか。気になった。

ラストのあれは高校卒業後だったりしない?スラムダンク奨学金制度で海渡ってたりしたらおもろいなぁ。

『THE FIRST』ということだけど。最終試合を最初に持ってきたというだけで(水曜どうでしょうDVDか?)、『THE SECOND』『THE THIRD』を海南戦桜木、陵南戦赤木、翔陽戦三井、豊玉戦流川とかでもちょっと観てみたいかな。