ゆうめし

インポッシブルのゆうめしのネタバレレビュー・内容・結末

インポッシブル(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

DVDで。

久しぶりに観賞。

2004年スマトラ島沖地震で被害を受けたスペイン人家族の話を基にした映画。
制作はスペイン、監督もスペイン人、キャストはナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー、トム・ホランドとイギリス人なのね。
どうせならキャストもスペイン人にすればいいのに。
ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム、アントニオ・バンデラスとかハリウッドでも活躍してる人じゃん!って思ったり。

津波被害の話なので、かなりリアルな津波が出てきて観賞する際はご注意よ。ナオミ・ワッツが津波に流されえらい目にあいます。

実話を基にしたお話ってどこらへんまで脚色入ってるのかなって思いますよね。
日本に滞在中、ラストチューリッヒ保険が現地まで来てシンガポール行きの飛行機を手配してくれたのは具体的だったので実際にあったのかな。

クライマックスで弟たちがルーカスを見つけ、そこでパパと奇跡的に合流。ここは本当にあったんだろうか。オーディオコメンタリー聞けばわかりそうだけど、もう一度見て確認するもの時間がもったいないと思ったりするわけで。たぶんどこかにテキストでアップされてるんだろうけど、それを検索してまで知ろうとは思わなかったり。

この映画、実質長男のルーカスが主人公だよね。
最初にビーチでのバク転をみせて「長男は運動神経いいんだぞ」と説明するの良い。
大きな怪我は奇跡的にしてないけど、あんな津波にのまれて怪我を負ったママを気遣って知らない幼児をおんぶしたり、病院内で人探しを手伝ったり、ルーカスまだ12歳くらいなのに色々背負いすぎ。
ルーカスが良い子で健気で大人で凄い。

そしてルーカスを演じたのがみんな大好きトム・ホランド。
この頃はまだ子供で、この映画は貴重な映像資料としても活躍ですね。
この数年後に彼はスパイダーマンになるんだけど、ルーカス役も人助けしたり負けない心を持ってたりヒーローの素質がある子だったね。
ゆうめし

ゆうめし