このレビューはネタバレを含みます
確実に辛いと分かっていたので見ないかなぁって思っていたけど、Huluにあったものだから見てしまいました。
ちっぽけな人間は、自然の猛威には敵わなくて、予測することすら不可能で。どうやって明日を迎えるか、家族に再会するか、それだけができることの全て。一人では心が折れてしまうに違いない。でも一人ひとりが家族のことを一番に考えて、一分一秒と耐えるところ、もう、涙なみだです。
ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガーと、実力派が渾身の演技で泣かせにくるけど、なんといってもトム・ホランドくんです。あどけないのに強い。いや、この状況で強くなる。そこが上手い！
実はまだスパイダーマン ホームカミング見てなくて、トム・ホランドをしっかりと見るのはほぼ初めて。はじめジェイミー・ベルかと‥‥。
彼の強さが、この悲惨な状況を「映画」にしていたと思う。弟たちと再会した時の、三つの茶色いカーリーヘアが、涙腺を崩壊させました。
