気になってはいた。
ポスターが予感を抱かせる。が、いつしか終映していた。
年が明けベスト10の上位にランクされ、再映された。いろいろな評価があったが、百聞は一見に如かず。時間を作り出掛ける。
おどろおどろしい事件の加害者の男と被害者の女の関係が徐々に明らかにされていく、という物語。いやな気分満開。耐えられない。サイドストーリーは、児童虐待、子殺し。新聞の三面をよく賑わす話題だ。安易に使わないで。
いやあ。好んで観ないな。
かすれた脱色したような色合いで撮影されていて、仮の性愛で生きているような人物たち。急ぐでもなく、待つでもなく、たゆたうような倦怠感。
今のわたしには必要ない。