極彩色の中島哲也ワールドが炸裂しております。
ある病院での話。1日しか記憶を保てない少女のために、嫌われ者の頑固ジジイの粋な計らいで、その少女が愛読している絵本の演劇を患者や医者を巻き込んで披露することに。
初っぱなから阿部サダヲや上川隆也のやりすぎな演技が鼻についてしまって、大丈夫かこれ…と心配しながら観てましたが、意外と見入ってしまいました。傲慢で頑固な嫌われも者が改心し、人のために尽くすようになるという、この流れがたまらなく良いじゃないですか。またそれを大役者・役所広司がやってるもんだから、、そりゃ見入っちゃいますわな。
『パプリカ』を彷彿とさせるザリガニ魔人の狂ったデザインが最高。
あと良かったのは、土屋アンナのヤンキーナースがめっちゃかわいかったのと、國村隼のオカマがハマりすぎてて超笑えたところ。
