尿道流れ者

プッシャー3の尿道流れ者のレビュー・感想・評価

プッシャー3(2005年製作の映画)
4.2
1、2で暗躍してきたミロが主人公となる今作。料理人でありながらもコペンハーゲンの麻薬密売ではかなりデカイ顔をしてきたミロ。しかし、彼も歳を取り、麻薬をやめてクリーンな人間になろうとセミナーにも通い、努力をしている。だが、そんな彼も麻薬のしがらみから抜け出せず徐々に麻薬を巡るトラブルに巻き込まれていく。歳をとったがゆえに若い連中からもなめられ、娘にはタジタジと上手くいかない中年おじさんの思いきった一撃。そこから始まる昔の仲間との一度限りの共同作業。少し耳が遠くなった哀愁溢れる男の魅せる貫禄に痺れた。