プッシャー3の作品情報・感想・評価・動画配信

「プッシャー3」に投稿された感想・評価

kuroAru

kuroAruの感想・評価

3.6
三部作なら断然これでした。娘を持つ父親っていう境遇にやられたのか?笑 でも1、2よりはわかりやすく、メリハリもついた見やすい映画でした。
🔨🔨トンカチ映画に間違いなし🔨🔨


プッシャーというのは、麻薬中毒者を意味する言葉でもあると、3作目にしてようやく思い知る。私も、この登場人物たちと同じように、きっとどこかズレているのだろう。


今作の主役はミロ。
全く美味しくなさそな料理を作る。25歳になる娘を溺愛していて、男手ひとつで育ててきて、娘に頼られたい一心の父。依存症の会にも参加して、ヤク断ちしてるところなのに。“いいからいいからコカイン持っときな”と言われ、もうやることなすことうまくいなかいし、魚のフライはなかなか揚がってこないし、もうイライラをどうにもとめられない---!!!
んで、やっちまったぜ。


プッシャーというより、プシャーーーーーって、血がね。
こんなグロいシーンがあるとは思わず、ちゃんとみていられない場面もあった。彼らは平気でさばいてるし、妙に可笑しい挙動とか、不思議な間があったりとかするし、だから思わず笑っちゃったりもするのだけれど、この映画に、こんな場面があると知っていたら、観なかったと思うし、最後まで観られなかったと思う。知らないまま観て、とにかく最後までいけて良かった。


音の使い方も、さすがだ。
ヤクを断っていたミロが再びズブズブへとリターンしていく時の、切羽詰まったような音の繰り返し。何かを叩くかのような音。何かを引っ掻くような音。不穏な音。そういった音は、一瞬ではなくて、静かに長ーーーく、心をノックし続けていく感じ。カメラも、なんかよくわかんないけど、よく動いて、ぐるぐるまわってる。エンドクレジットでかかる音楽もかっちょよくて、レフンにやられたなあと。


それにしても、今作は私にはハードルが高かった。ああいった場面も楽しんで観られるようになったら、私も映画ファンだと名乗れるのだろうか。その域まで達することができるのか、全く自信がない。(だけど、逆さに吊られている役者さんは、しかも素っ裸だし、大変だろうなと、そういうことを考える余裕はありました!)


私は、映画『ブロンソン』のレビューを書いた際、いつか、レフン監督作品を全部観たら、「レフン監督は○○○○を追求してきた監督である」みたいなことを書きたいと、言いました。「それまで、待ってろよ、レフン!」とさえ、言いました。すみません、反省します。はやくも発言撤回させていただきます。お手上げです。そんなこと考えられるわけがありませんでした。それはフィルマの猛者たちにお任せ致したい。


それでも私は、レフン監督作品を、観ていこうと思う🔨
janrobot21

janrobot21の感想・評価

3.6
レフン監督の三部作三本目。

1、2でボス役が主人公。

娘が結婚を控え、お父さんが奔走するが事態は悪化していく。

ラストに料理が始まり、三部作一番の暴力が始まる。

うーん、三部作観てブロンソンやドライブの方が良かった。
竹大樹

竹大樹の感想・評価

3.8
スゴイなこの3部作。

主人公は、結局ミロなのか?フランクなのか?トニーなのか?はたまた…
ぽ

ぽの感想・評価

3.7
3作の中で1番見やすかったな。娘、甘やかしすぎてくそうざい仕上がりになってた。17歳の子は幸せになって。
Lenely

Lenelyの感想・評価

4.9
Blu-rayにて鑑賞

遂に最終章であり、全作で登場する麻薬ディーラーのボスであるミロを演じるズラッコ・ブリッチが主演となり、娘の誕生日会を行うある悲惨な1日を描く。
希望の麻薬ではないものを手にし、どうにかして捌こうとするものの、問題が積もり積もって切羽詰まるお話。
このシリーズの最大の見どころは激しい描写はなくシュールレアリズムでありながらもキャラクターが抱える苦悩や怒り、悲しみという感情表現がうまく描写されており、観るものが常にアドレナリンが出ていることだ。
特に本作では散々な1日を上手く描いており、ミロが極限にまで追い詰められていることがわかる。
そして激しいバイオレンスが飛び交う衝撃的なラスト…。
マジでこのシリーズ最高傑作だわ。
mimiko

mimikoの感想・評価

3.7
前半で少しずつ眠たくなる
後半からバイオレンス飛び交う

ミロよ、次は絶対幸せになれよ!
yoruichi

yoruichiの感想・評価

3.5
フランクとトニーのボスだったミロの落日。娘が大事な普通のお父さん、甘やかしすぎて 噛みつかれてる笑。栄枯盛衰は 世の常。お片付けのシーンとロールキャベツみたいなサルマがトラウマになる。
前作からの登場人物ミロが主人公。
麻薬王ミロは娘の誕生日を向かいていたがある問題が。
今回は娘との関係性とクライム映画としての暴力性が絡んだ複雑な心理描写が良かった。
麻薬王がジャンキーなのは皮肉。
あとバイオレンス描写が強いので注意。
今回は1、2の両編に登場した麻薬王ミロのストーリー。娘の誕生日にあたる長い長い1日の話。
レフン監督の最近作では見られなくなったお馴染みの人物紹介。今回も冒頭にあります。
1で合わないかも…とめげそうになったけど、全部観て良かった!面白かったです。

ヤクの商談のその足で薬物更生の会に参加する皮肉。更生しようとするも、新しい世代との摩擦、愛する娘の変化に焦燥してゆく。
激しくかき鳴らしたギター音がミロの心情を表す。

前半はミロ自慢のお手製料理で食あたりした子分たちのエピソードで笑えて、今回はコメディタッチなのかな?と思っていたら、後半は末恐ろしい展開に。ここに出てくるミロの友人が涼しい顔して、恐ろしい男。

予想外にシリーズいちハードな映画。1、2からこの流れは想像できなかった。屠殺場みたい。

シリーズ通して共通するのは、麻薬に関わり、ヤキが回る男の話なのだった。
>|