ちどりん

セデック・バレ 第一部 太陽旗のちどりんのレビュー・感想・評価

4.0
昔、日本軍が台湾で山に住む原住民を制圧し統治していたときに起こった霧社事件という史実を元に描かれている。

多少脚色されているとはいえ、台湾や各国に侵攻する日本陸軍がしてきたことを私たちは知っておかなければならない。
見ておくべき作品。

原住民は首狩り族で野蛮ではあるものの、その信仰は神聖なもので首を狩って一人前の男になり死んだときに虹の橋を渡ることができるのだという。
その原住民に対して日本軍が行ってきたこともいうならば野蛮行為である。

日本国民も無理矢理徴兵され洗脳され過酷な地の任務で命を落としたということも不幸な事実である。

動物がCGではあるがその他結構リアルに描かれていてスケールも大きい。
安藤政信やキム兄やビビアン・スーも出てくる。

第一部あらすじ
*****
主人公のモーダ・ルダオが真のセデックバレとなる。
日本軍が台湾侵攻後日本人村もできそこに暮らす部隊の家族も呼ばれる。
原住民も日本語学校で日本語を学ばされ労働させられ差別にあっていた。
耐えかねたモーダがセデック戦士を募って霧社事件を起こすところまでが描かれている。
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