しりたん

忍者ゾンビのしりたんのレビュー・感想・評価

忍者ゾンビ(2011年製作の映画)
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原題:NINJA ZOMBIES

タイトルにつられて鑑賞。
80年代に作られたアニメ、『トランスフォーマー』のコンボイ司令官のTシャツを着ている日系アメリカ人(?)のダミオン(字幕表記より)が主役。
この主役と同居している男友達ルークが着ているTシャツは
「テキトーな日本語です」と文字が入っていてこちらも萎える。

ゾンビ発生の原因は、ダミオンの先祖が持っていた“地獄の剣”の存在を夢で知ったため、掘り起こしたダミオン。
家に持ってくるが日本語で書かれているから読解できず。
ルームシェアしている女の子の1人が日本の事を良く知っているので、読解を頼んだダミオン。
読解をお願いした女は、この剣が死者を生返らすことを知ったとたん、夜な夜な自分の兄の墓場(家から近すぎる謎)に向かい剣を突き立てる。よみがえった兄貴。
しかし剣を狙っていた昔の敵忍者まで復活。逃げる読解女。
さあ、どうする?読解女は途中で死亡。
ダミオンとその友達がゾンビ討伐を受け継ぐ。

まあ、タイトルからして良作とは思えない=ゴミ作品なので期待はしない。
この手の類は、相変わらずめちゃくちゃなストーリーでした。
忍者とゾンビを合わせるのは良いが、忍者は顔を隠しているし、黒ずくめの胴着なのでゾンビのアピールがまずない。
これ誤算なんじゃいのか?w
動きも日光江戸村にいそうな活発な動きするし、人肉を求め
喰らい付いてこない。
わたしゃ観ていて、ため息しか出てこなかった・・・。

死人を生返らす“地獄の剣”ですが、剣の誕生話が少しもられています。
これがまたひどすぎ。

【地獄の剣 詳細】
伝説によると地獄の剣は死者を呼び戻す。
1500年代に織田信長が所有していたもの。
信長の切り方に異論を持ち、明智光秀は切腹。
刀は光秀からダミオンの祖先明智テンシュウに渡り、刀を守った。
そして刀を日本から遠く離れたアメリカへ。

この説明があまりにもひどくて三度見してしまった自分がいます。
テンシュウなる名前が、今作の主役ダミオンの先祖だったかな?
(もう うろ覚えだし、どうでもいいゴミ映画だから記憶に留まらないw)
この剣の説明の時はアニメーションになる。
このアニメーションだけはしっかり作られていた。
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