長谷川

ブロンソンの長谷川のレビュー・感想・評価

ブロンソン(2008年製作の映画)
3.0
元気いっぱい闇堕ちアニマル濱口の暴走奇譚って感じの物語。

なんか可もなく不可もなくって感じだけど、現実に基づく話ってこうなりがちよねって印象。
後半から芸術についての話にもなるけど、芸術や自己表現を清廉で崇高なものとして捉えがちな現代では、これをどう受け止めるんだろうか。
僕はこれが表現の本質だと思うのだけれども。
そんなことを考えさせられる映画だった。
精神病院に収監された時にPet Shop Boysのit’s a Sinで踊るシーンが最高に笑える。本作の数少ない見所の一つ。

蛇足にはなるけど、スキンヘッド役(髪型の話ではなく)ってエドワードノートンが印象深いけど、彼よりもトムハの方がガチ感あって適役よなぁと思った。
長谷川

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