Kazuchan

狂武蔵のKazuchanのレビュー・感想・評価

狂武蔵(2020年製作の映画)
4.2
フォロワー様のレビューを拝読し、思い出したように鑑賞!多謝!
以下、備忘録です😉🙏🏻


背中❗️


フォロワー様の文章で気になったのが、軸がブレないという部分。どんなものか⁉️検証…

ヤヴェ‼︎‼︎‼︎😱

これだけ長い尺で動いているのに、仰せのように!軸がブレない‼️
見てみると、脱力の大切さを坂口拓さんから教わり直すようだ❗️
あの長尺で動き続けるには、力みがあっては不可能。そして、巧い❗️のは、剣捌き
WAVEだっけ?
坂口拓さんの鍛錬続けてらっしゃる技術を剣に応用している。。殆ど、腕の筋肉は使っていない。

背中

彼の背中が如何に強靭!かつ柔らかいか⁉️全ては、背中と中心軸で動かしている…ナンテ体幹だ!😱
殺陣もよく錬られている!
練習は物凄く…だろうけど、先ず彼の動きを活かし、現実に動く(体力)為に、宮本武蔵なら二刀流⁉️それをしない!一瞬だけ2本になっても、何振りかしてからすぐに!棄てる。
最小の動きで極力…これは撮影の為でもあるし、実際にこんな多人数と戦うなら⁉️
考えた時に省エネでやれなければ持たない…よ〜く!錬られている事にまず感服した‼️(振り付けを、練り込んでいるのではなくて、坂口さんが即興応用効きやすいよう幾つかのルールを決めて練り込んでいるというように感じられた)

剣の処理もお見事❗️
持ってる剣が折れたらどうする?
ま〜そん時は、俺が相手から奪い取って使いますわ❣️
そんなやり取りが聞こえてきそうなのだけど😁刃こぼれや、折れが少ないように、基本は頭を殴打❗️これは相手役やスタントマンに対してのsafetyという面でも有効
これを為し得るのも坂口拓さんのテクニックありきなわけだけど、感心した😌

役者✖️監督

この組み合わせが素晴らしいから、傑作が生まれる✨坂口拓さんは下村勇二さんというアクション馬鹿に出逢えた事が財産に思えた。どっちかだけでも成立しない‼️人と人との出逢いは奇蹟✨なのだと思えた。

如何に坂口拓をカッコよく撮るか⁉️🎥

日の落ちかけ〜夕陽〜クライマックスは土砂降りの雨の中
下村勇二さんの愛情を感じる😊
仕掛けに関してもお見事だ‼️
場面場面のアクションのテイストも微妙に違う。僕が好きなのは中盤、屋敷内での🆚宍戸梅軒
自分の鎖鎌が引っ掛かったのか?大きな柱にしがみ付く格好になる梅軒。柱越しの武蔵がひと突き!
柱に仕込んだ血糊が プシャーッ‼️ と武蔵の顔に返り血する仕込み🤣あ〜下村節だ〜
基本は、斬られたらCGで血糊を飛ばしているからこそのなんか新鮮😆

下村勇二監督は、ゲーム🎮が大好きなのだろうか?親和性が高いな〜と「デス・トランス」でも感じたけど、改めてそう思った。
草むら〜町〜屋敷〜町の外れの大門
バトルフィールドが変わって行くわけだけど、坂口拓さんの背中越し🎥が多いな〜とはじめ思った。町中を進む時に武蔵をセンターに置いて真後ろからバストショットで🎥フォローは、まんま!ゲーム🎮の世界に入っている錯覚に僕は陥った‼️

アングルも実に‼️ 唸ってしまう…
後ろから、前から、斜めから、、
ウェスト、バスト、アップ、ロング、スーパーロング、、あらゆる角度から🎥
お客様を飽きさせないように
坂口拓さんに少しだけ余裕も持てるように
工夫が凝らされている‼️
= 芯を必ずしもセンターでなく、激しく下手や上手に位置する事によって、敵が武蔵の背後に今は居ないとか、居るんだけどお客様に意識させないとか、効果的に狙っている😌

戦い方という意味でもそうだ!
僕がワクワクしたのは、町の十字路にて
全ての十字路からわさわさと迫ってくる侍達…四方囲まれたぞ!どうする⁉️

残念ながら想像通りではあった。
来るなら来いよ❣️
と、ばかりに刀をぶんぶん
そして建物を背中にして正面から迫って来る奴から斬る。。実際に喧嘩、戦いの場面なら(あの数は尋常じゃないけど😂)そう戦術するのはtheoryだよな〜そこから考えても

坂口拓さん的には、
李小龍が生きていたら撮ったかもな〜
をやりたかったのかもしれない…
そう妄想してしまった😁
ぶッた斬った侍達が転がっていない。
リアルにするなら、血糊で地面がベタベタしてるとか、、突っ込みどころは満載‼️でも、そんなん関係ね〜

俺、凄いだろ‼️カッコイイだろ⁉️😁

それをやりたいのだから、大正解🙆‍♀️
カッコイイ映画だ‼️


そこを踏まえて改めて
僕はアクション映画は好きではないのだと再認識出来た。(唾をペッペッ吐くのも…)
男の子映画として素晴らしい‼️
クライマックスの🆚多勢なんて、無酸素運動‼️これをお尻に持って来るなんて…フォロワー様の表現を引用させて貰うけど

狂坂口拓❣️

だから、下村勇二監督含め、この挑戦に拍手👏という点数
でも、これを見せられて面白いか?
と問うと、少なくとも僕は、、

友情出演を為した山崎賢人さんに👏
樋浦さんのお元気な姿を拝見出来て☺️

メイキングを是非見てみたいとも思った。
悔しいのは、お金💰
人件費と衣装、持ち道具がメインだろうけど、、吉岡一門の侍達、、アクションチームや役者さん達が、現場に来たまま鉢巻きを締めただけ、、細部に神は宿る。なかなか企画的に難しいし、、ある程度製作費💰掛けないと大傑作はなかなか生みたくても生めないのかもしれないな〜難しい…

製作は、鈍牛倶楽部😁
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