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メイジーの瞳のcrnのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
3.5
ラストに切り取った瞬間がハッピーエンド。子ども好きで優しい美男美女の若いカップルと、幼いながら自分の意思でその二人を選んだ健気な子ども、というのは実に絵になる。

でも、メイジーの長い子ども時代に安定的な幸せを与えられたのかは謎、というか恐らく難しいだろうと想像する。若い二人が子どもを育てる環境や法的な面に目を向けている描写が少しでもあったら、印象は違っただろうと思う。

一人で生きられない子どもは庇護してくれる存在に愛されようとするけれど、その姿に大人が甘えているばかりに見えた。「可愛い」「愛している」ばかりで、責任をとらないのはずるい。
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