母スザンナと父ビールが離婚し、共同親権を持つ両親の家を行き来することになった6歳の少女メイジー
しかしロックスターであるスザンナは仕事で忙しいとかこつけて、再婚相手の青年リンカーンに子育てを押し付けていた
メイジーは徐々に優しいリンカーンとかつてナニーであったマーゴと心を通わせ始めていく
メイジーの瞳を通して映し出される大人たちの姿は自分勝手でとても腹立たしく、頻繁にあるメイジー1人のシーンが切ないです
一方、最初は苦手だと思っていたマーゴとリンカーンが、寛大で、メイジーを大切に想ってくれる好感が持てる人たちだったのが意外でした
パッケージもつまりはそういうこと
彼らがメイジーの光となり盾となり、まさに彼らありきで成り立っている今作
ありそうでなかった展開のヒューマンドラマです