復讐の方法が陰惨な上に、特に工夫も無いので見てて楽しくは無い。
孤独では無く、仲間がいて五人で計画準備の時間があったのなら、例えばランキング形式で誰に何をしたのか回想を入れて、復讐の度合いを上げていくとか、くじ引きで復讐道具を選ばせるとかエンタメ性を上げれば楽しめたかもしれない。
話の締め方も救いがない。最期皆んなで南国にでも逃亡するとか、いくらでもやり方はあったと思う。
そうしたところで、言わんとするメッセージ性は保たれたと思う。
逆にシリアスに寄せるなら、魂の叫びをぶち撒けるとか、放任している学校を爆破するとかこちらもやりようはあったと思う。
結局主要ないじめっ子は、男二人と女三人だけみたいだから、彼らを公衆の面前で立ち直れないぐらい辱める方法もある。
テーマ性は買うが、どうにも中途半端なのが残念だ。