オトマイム

朝食、昼食、そして夕食のオトマイムのレビュー・感想・評価

朝食、昼食、そして夕食(2010年製作の映画)
3.5
食事シーンを視点にした群像劇。
美男美女が揃っている訳じゃないし顔のクローズアップが多かったりで、やけにリアリティがある。
浮気願望のある清楚な主婦の悶々とした表情が生々しい。ヤケクソになってサラダにスープをぶちまけるシーンとか、強烈。

徐々に露呈されるそれぞれの胸の内。

誰もがどんな状況でもごはんを食べるように、誰もが愛を求めている、
そんなあたりまえのことが愛おしい。