南米チリ発 ハードボイルド・サスペンス・アクション!が炸裂!
凄腕の殺し屋のマンドリル。
どんな依頼にも冷静沈着に確実に実行してきた。 彼は常にある男を探していた。幼いころに両親を殺した男…
しかしその男の娘を愛してしまう。
愛と復讐の狭間で揺れ動くマンドリル…
タイトルとストーリーからドB級臭プンプンですが…
まさにその通りです(笑)
で、なんでほぼ満点かって?
傑作だからです( ̄▽ ̄;)※あくまで個人的に
まず、この監督さんと主演のマルコ・サロールのタッグは
なんちゃってヒーロー映画『ミラージュ』のコンビ♪
「ラテン・ドラゴン」と呼ばれるマルコのアクションは相変わらず冴えている(|| ゜Д゜)
相手にサマーソルトキックを当てて着地できるアクション俳優は、マルコと『チョコレート~』シリーズのジージャーくらい?
ストーリーはベッタベタだが、そこに主人公が憧れる劇中の架空殺し屋ヒーロー映画『ジョン・コルト』を絡め、ハードボイルドにコメディ要素、ヒロインとの哀しきメロドラマも交え見応え十分!
アクションも『ミラージュ』の肉弾戦オンリーから、銃撃戦、関節技も取り入れ、幅が広がる( 〃▽〃)
脇役もおいしく、主人公の叔父さん、殺し屋の連絡係などの使い方も秀逸(^^)
出てくる女性はヒロインからちょい役まで超美女揃いで、チリ映画侮れず…
『ミラージュ』もまさかの展開にラストはしびれたが…
本作もまったく別展開ながら、かなりしびれます( ̄▽ ̄;)
脚本が素晴らしすぎる…天才はどこの国にいるかわからん(^_^;)
この監督さん香港アクションが大好きらしく、チリ映画ながらアクションはブルース・リーやジャッキー・チェン映画を観てるような(^-^
また『ミラージュ』同様、敵ボスにたどり着くまでに、必ず中ボスの部屋をクリアしないといけないのは一緒(笑)
どう見てもファミコンゲームのノリ♪
たぶん予算は数百万円程度で、ストーリーもドB級ですが、下手なハリウッドA級アクションより数段良質なのは保証します(*^^*)
※ただし、B級愛がないと珍作ですが…
ラストは心底やられます!